抜歯のための最新設備

 

親知らず治療の流れ、その4.抜歯のための最新設備

安心安全な方法で抜きたいのですが...

 
最新の設備を使って安心で安全に親知らずを抜くことができます。
 
 

CT撮影 - 確実に行う三次元的診断

親知らずを抜くときにはレントゲン撮影だけではなく、三次元的に診断することのできるCT撮影が役に立ちます。
CT撮影によって様々な角度から口の中の状態を診断することができるからです。
 
例えば上顎の場合、CT撮影によって上顎洞(注1)の下の部分と親知らずの根の先の位置関係が診断できます。
根の先が上顎洞の中に出ているような時、抜歯によって口腔内と上顎洞が一時的に行き交うことが考えられるので、
術前にしっかりとチェックする事が大切です。
  
下顎は、下歯槽神経(注2)と根の先の位置関係をCT撮影によって三次元的に診断する必要があります。
特に斜めに埋まった状態の親知らずは、根の先が下顎の深い場所にあります。
その場所には下歯槽神経と呼ばれる比較的太い神経が走向していて、根の先が下歯槽神経と近接していることがあります。
親知らずの根の先が神経と接している場合は、抜歯後に唇の端あたりに痺れが生じることがあるので注意が必要です。
 
上記以外にもCT撮影ではレントゲン撮影だけでは得られない情報を得ることができます。
レントゲン撮影では重なって見える歯の根も、CT撮影なら鮮明に見ることができます。
湾曲した歯の根の曲がった方向を三次元的に診断することも可能です。
骨に埋まった親知らずの骨の形や厚みも知ることができるのです。
 
抜歯前にCT撮影を行い適切な診断を受けることが、安心で安全な抜歯への第一歩です。
 
(注1)上顎洞(じょうがくどう):鼻の両脇にある副鼻腔(大きな穴)。
(注2)下歯槽神経(かしそうしんけい)下顎の神経の一つ。
 

   

ピエゾーサージェリー - 痛くなく安全に

ピエゾーサージェリーとは強力な超音波振動を発生させる外科器具です。
この器具を用いて、歯の周囲に隙間を作って抜歯しやすくします。
特徴は、
 ・必要な量の骨のみを正確に削除できる
 ・粘膜、神経、血管などの柔らかい部分の組織を傷つけない
 ・出血の量を抑えられるので安全に抜歯ができる
ピエゾーサージュリーを用いて、歯の周囲に隙間を作って抜歯しやすくすることによって、親知らずが歯肉に埋まっている場合でも、痛み、出血などをできるだけ少なくすることができます。 

東京ステーション歯科クリニックでは、ピエゾーサージュリーをはじめ、安心・安全に抜歯をするための最新設備があります。

 
   

笑気麻酔 - リラックス

笑気麻酔とは、笑気ガス(亜酸化窒素)のことで正確には麻酔補助薬として使われるガスのことです。
鎮痛効果と鎮静効果があり、抜歯の際の不安や緊張を和らげてくれます。
抜歯時には、局所麻酔が効いて痛みは感じませんが、力が加わっている事や、器具の音で急に緊張して怖くなってしまう...などを予防してくれます。

外科用モニター - 緊張度合いを把握して安全に

心電図、血圧計、経皮血中酸素飽和度測定器、これらの装置を一般的に外科用モニターと呼びます。
脈拍や血中酸素の濃度、緊張度合など全身状態の情報が得られるので、安心安全に抜歯を行う事ができます。 
 

無影灯 - 視野を良くする

影が生じないように工夫された照明器具です。これを使用することにより術野(抜歯する部位)がはっきりと見えるので、より効率よく、安全に抜歯を行うことができます。

 

 ピエゾーサージュリー

 笑気麻酔(笑気ガス)

 外科用モニター

 無影灯 
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